ABILI Clip現場利用者インタビュー
Case2.ベテランアルバイトYさん

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Profile:
近隣に住む主婦。
長らく専業主婦として生活しており、10年ぶりのアルバイト勤務
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ー普段の業務について教えてください。

Y:業務としてはホール全般、調理カウンターと全般こなしていますが、そのほかに発注の一部や、本社から送られてくるメールのチェックなどもさせていただいておりまして、社員に向けての準備段階というような立場です。

ー10年ぶりのアルバイトだったということですが、入られた時苦労などはありましたか?

Y:最初は店長がつきっきりで教えてくれたので、それをメモして見直したり、今思うとかなりアナログな方法で仕事を覚えてました。
そして一番の問題は、店長と他の先輩の仕事のやり方が全く違って統一感がなかったんですね。仕方がないから、店長のやり方をそのまま継承するような形でメモをしたり、それを見返して覚えるしかなかったです。

ーABILI Clipを導入したことで改善されましたか?

Y:そうですね、正しいガイドラインが提示された形になり、非常にやりやすくなりました。人によってやり方が違う場合でも、ABILI Clipを見て基本に立ち返ることができましたね。

ーご自身のお立場ですと、新人教育の場面でも使われることは多いですか?

Y:そうですね、自分が教える側に立つと、正しいことを教えなければならないのでABILI Clipを見返すことになりますし、新人さんにもABILI Clipを見ておいてねと自信を持って言えるようになるので、自分が教える内容が正しいのかどうかに説得力を持たせるためにも新人教育の面で非常に役に立つツールだと思います。

ーなるほど、教わる側だけでなく双方に効果があるんですね

Y:あります。教える側は正しいやり方のつもりでも、新人さんにとっては人によって少しずつ内容が違うように感じることも多いと思います。そうした時にABILI Clipを見ることで「動画と同じだ」と確認できたり、「ここは先輩とやり方が違うけれどどうして違うんですか」というような質問が生まれることで、教える側も勉強になりますし、相互理解というか、お互いにコミュニケーションできる機会が増えて非常に助かってます。

ー日頃いつごろABILI Clipを使っていますか?

Y:始業前に5分くらい時間があったら見たり、お客様がいらっしゃらない時間や休憩中などの合間に見るようにしています。人数に余裕があるときなどは、従業員が順番に閲覧するように指示したりもしていますね。

ー新メニューの導入時によく使われているとお伺いしていますが、導入前はどのように行っていたのでしょうか?

Y:レシピは紙で印刷し、それを見ながらみんなで試作会をやっていたんですが、紙のレシピがどこかに行ってしまったり、使っているうちに滲んでしまい、きちんとしたものが欲しいなと思っていましたね。

ーABILI Clipが導入されてからはどうなりましたか?

Y:実際どういう手順なのか、簡易レシピだけだとわからない点があるので、手元の手順や材料の入れ方、盛り付け方が全部動画でわかるのはすごくわかりやすいですね。

ー「動画」であることは効果的ですか?

Y:はい、いいですね。自分の目線で映してくれるし、何をどんな手順で入れたらいいとか、入れ方や混ぜ方など、そうしたもののガイドになるのでとてもやりやすいです。

ーITツールを入れる、という時の抵抗感や現場の受け入れ方はいかがでしたか?

Y:そうですね、あんまり抵抗はなかったです。どんな立場の方も、操作性については特に不満はなく使えています。新人さんもスムーズに使えている印象で「一回レシピを見始めると面白くなってネットサーフィンみたいにどんどん見ちゃいますね」という声も聞きます。若い方は特にYoutubeなどで慣れているのか、非常に馴染みが早いですね。

ー活用してもらうための仕掛けや日常の取り組みはありますか?

Y:私や店長などが本部からのメールをチェックし、新しいClipの追加情報を確認すると、それをコミュニケーションツールで店舗スタッフ全員に知らせたり、個々の視聴の進捗状況を確認して、従業員間で声かけはするようにしています。

ー工程やオペレーション以外の内容もABILI Clipで見ているのですか?

Y:ABILI Clipを導入してから、お客様のお褒めの言葉やご指摘事項を見ることができるようになりました。特にお褒めの言葉はそれを目標にして毎日働いているようなものなので、直接モチベーションのアップに繋がります。
ご指摘事項も、気をつけなければいけない部分の共有ができて素晴らしいと思います。

ー本部からの連絡はメールで受け取っていると思いますが、動画で届くと良いものもありますか?

Y:そうですね、例えば文面ではSVの方がどのようなニュアンスで伝えていただいているのか、よくわからない時があるので、動画で伝えていただけた方がわかりやすくて助かるなと思います。親しみが持てますし。

ー今後ABILI Clipでもっとやってみたいことはありますか?

Y:いい接客をしている店舗の紹介はあるんですが、そうした店舗の方にどういう工夫をしているのか、情報の交換ができたりするとすごくありがたいです。
他に業績のいい店舗や接客の素晴らしい店舗とより情報を共有することで、もっといい店舗にしていけるのではないかと思います。
せっかくいいツールがあるので、全社ひっくるめて色々共有や質問をしあったりできると理想的だと思っています。

ーそれができると実業務にもいい影響が出そうですね

Y:そうですね、例えば優良店舗のフェア時の売り場写真や動画、商品のおすすめの仕方を、どういう店舗なのかという情報と共に発信していただけると大変勉強になります。
他の店舗さんのそうした状態を客観的に見て勉強できると自分達を省みることになるのですごく助かりますね。