「学びの文化」実現に向け、
進めている取組と今後ありたい姿
ー新たに教育制度の改革に取り組んでいらっしゃると伺っています。
具体的にどのようなプログラムや制度がありますか。
研修の体系においては、必須式・選択式の研修を実施しています。
必須式では、介護スタッフ、ケアマネージャー、部長職等の階層に分けた研修を運営しています。
また、選択式では、手上げ型の研修を年に約500回実施しており、職員が主体的にチャレンジするための教育制度を整えています。
さらに、今年の4月から、評価制度の改定も進めており、職位ごとに求めるスキルレベルを具体的に定義していく予定です。これにより、職員が何を学ぶ必要があるかが明確になり、自身の課題をより具体的にイメージできるようになります。
ーそういった中で、ABILI Clipはどのような形で活用されていますか。
2023年から、ABILI Clipを活用した「オンラインキャンパス」を開設しました。このオンラインキャンパスは、「学びの文化」を醸成することを目的としており、介護の専門知識はもちろん、ビジネススキルなどのコンテンツも豊富に取り揃えています。
オンラインキャンパスの特長の一つは、職員がいつでもどこでも自分のスマートフォンや端末から自主的に学習できることです。この柔軟性と利便性に、学習効率が向上し、職員から高い評価を得ています。
ー最後に、今後目指したいことや充実させていきたい取組を教えて下さい
「SOMPOの介護が日本の介護を変え、日本の未来を創造する」という目標に向けて、私たちはこれからも挑戦をし続け、そして挑戦を望む人材を育成することに注力しています。
挑戦には自己成長が不可欠であり、そのためには継続的な学習が重要です。その一環として、カリキュラムのさらなる充実を進めています。
また、学びのプロセスを楽しむことが発展には重要だと考えているため、
より受講者がABILI Clipでの学習を楽しめるような機能改修を期待しています。