C-United株式会社様
導入事例

導入のポイント

  • 更なる事業拡大や理念を体現する店舗作りのためアルバイト従業員のサービス品質の向上、店長のOJT業務の負担軽減が課題に
  • 先行トライアルで、提供品質の向上やフェアメニューの出庫数増加の好結果
  • 顧客体験の充実や満足度向上を実現するため、「珈琲館」「カフェ・ベローチェ」が直営全256店舗にABILI Clipを導入
※ABILI Clipへの名称変更前のインタビューになります

導入開始から早々に効果を創出し
全店導入を決定。
手厚い導入支援も大きなポイントに

ABILI Clipは今までできなかった店舗との双方向のコミュニケーション機能でしたり、マネジメントを視野に入れた活用ができる点が大きなポイントになったと考えています。ABILI Clip の皆様から日々かなり強力なバックアップをいただいたことで、今回のテスト導入の成功、そして本導入の継続の決定ができました。

グランドメニュー改定に伴う効果的なトレーニングの
展開・負荷軽減・品質向上の解決策としてABILI Clip を導入

ABILI Clip 導入の経緯を教えてください

珈琲館で、メニュー戦略としてグランドメニュー改定が行われることになりました。60 種類以上の新メニュー導入、レシピ変更等があり、店舗スタッフが限られた期間の中でスムーズなトレーニングを行うことが非常に困難だと予想されました。

その解決策としてABILI Clip を活用できないかと考え、まず珈琲館の直営店舗で試験的に導入し、高い効果を得られたことでカフェ・ベローチェを含めた直営全256 店舗でのABILI Clip 本導入を決定しました。

ABILI Clip 導入前のメニュー改定時はどのような形で行われていたのでしょうか

主に印刷されたガイドやチェックリストを活用して、SV から店長、店長から店舗スタッフへ伝達し、店舗では主にOJT を中心に実施されておりました。

OJT は主に店舗で対面の形で行われていたのですが、実施度、レベルが確認しづらく、店舗によっては全スタッフに指導が行き届かず、メニュー改定やフェアが行われた後に、商品の完成度、商品の理解度の面でお客様からご指摘をいただくようなこともありました。

コミュニケーションや指示伝達において、以前に何かデジタルツールは活用していましたか

ワークフローのようなものや、電子メールでのコミュニケーションに加え、マニュアルの電子化も行ってはいました。
しかし活用度の面で言うと、パソコンまで戻って見る必要があるなど、あまり効果的に展開できていなかったと考えています。

ABILI Clip をお選びいただいた理由は何だったのでしょうか

単純な動画レシピとしてしか活用できないのであれば従来のままでよかったのですが、ABILI Clip は動画型マネジメントシステムとご紹介いただいたように、今までできなかった店舗との双方向のコミュニケーション機能でしたり、マネジメントを視野に入れた活用ができる点が大きなポイントになったと考えています。

導入開始から早々に導入効果を創出。
導入支援も大きなポイントに

導入開始からレシピや調理についてのクリップを現場に数多く展開されていますが、
現場のスタッフの方の反応はいかがでしたか

本部側の思いだけで進めるとうまくいかないのではないかという懸念もあり、初期の導入の段階で全スタッフを対象にアンケートを実施しました。
その結果7 割強のスタッフから、「見やすい」「わかりやすい」「一人で学習しやすい」といったポジティブな回答をいただきまして、早々に導入効果を感じられたのはよかったですね。

早い段階でのポジティブな反応の背景には、元々デジタルの活用を受け入れる文化があったのでしょうか。導入での工夫などはありましたか。

どちらかというとむしろ逆で、当初はデジタルツールのリテラシーがないので活用できないのではないかという社内の声がかなり強かったです。
そこはチームのメンバーが活用状況について「これくらい見れていますね」「まだ活用できていないところもありますね、
バックアップしましょう」
といったフィードバックを日々行っていたこと、あとは何よりグランドメニュー改定を成功させるために、ABILI Clipを活用したやり方を店舗に前向きに理解してもらえたところが大きかったと思っています。

ABILI Clip の導入支援サポートはいかがでしたか

私としては、そこがClipLineさんの一番の強みではないかと思っています。検討段階で、動画ツールを取り扱われる他社様から「私たちはプロダクトを提供する会社でバックアップはあまり行えない」といわれることもあったくらいでしたが、ClipLineの皆様からは日々かなり強力なバックアップをいただいたことで、今回のテスト導入の成功、そして本導入の継続の決定ができたと思っています。

SV や店長など、指導・管理側の社員の方の業務負荷が減ったというお話も伺っています

今までであればすべて自分がやってみせていた部分を、ABILI Clip に置き換えることで、店長のトレーニングの業務負荷を減らせているという声も聞いています。また、メニュー切り替え日に、SV が東京にいながら北海道の店舗の調理工程の確認や、ポスターの掲出の確認等を事前に行うことができたなど、遠隔地のマネジメントにも効果があったと考えています。

QSC の変化について何か感じられているところがあれば教えていただけますでしょうか

私の方でも、お客様のご指摘の具体的な内容の確認を行っておりますが、商品完成度におけるご指摘の件数を以前より減らすことができました。また上長や会社の本部のメンバーが店舗に確認に行った際にも、商品の再現度のブレが減っている、なくなっているという報告もいただいており、定量・定性で効果が確認できています。

その他の活用用途としまして、販売コンテストなども実施されているとお聞きしています

販売数のコンテスト等は常にリアルタイムで情報を共有したり、好事例を共有するようにしています。これまで、店舗からの情報を整理して展開すると遅れが生じ、当期中に活用することができませんでしたが、ABILI Clip を活用することで、リアルタイムで行うことができ、当期中の改善、展開が可能になりました。スピード感が去年と比べても増しているかなと思っています。

マネジメントシステムとしての活用で
経営理念を実現できる人材の育成を

今後ABILI Clip で行っていきたいことはありますか

単純なツールではなく、あくまでトレーニングシステム、マネジメントシステムとしての活用にまでもっていきたいと考えており、そういった活用の仕方を視野に入れた再設計を今進めているところです。レシピでの活用でまず効果が見られましたので、新たなフェーズに移っていく段階にきているかなと思っています。

しかしながら、ABILI Clip というツール、システムをうまく活用できる人がいて初めて真の効果が発揮できるものだと認識していますので、活用できる人材の育成もABILI Clip を通して行っていきたいですね。それによって効果の最大化、人の成長の促進に繋がると考えています。

我々は「珈琲文化の創造と発展を通して、人を幸せにすること」という経営理念の実現を第一に、私たちに関わる全ての人をコーヒーを通じて幸せにできるような企業でありたいと考えています。それを実現できる人の育成をしっかりと進めていきたいですね。
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