<講演レポート記事公開中!>

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基調講演 13:00-14:00

ヒューマナイジング・ストラテジー
経営に「野性」を取り戻せ

「人的資本経営」などが昨今、もてはやされていますが、野中氏によれば、そもそも人間は、「モノ」でも「カネ」でもありません。
人間は、未来に向かって意味を創造する動的主体なのです。つまり、モノやカネを生み出すのが人間です。
モノやカネのように管理したり可視化する前に、経営から現場までがしっかりとつながり、従業員一人ひとりのポテンシャルを覚醒させ、新しい価値を創造することに、組織は注力すべきです。計画しすぎ、分析しすぎ、統制しすぎは、人間の創造性や野性を劣化させ、組織の活力を奪います。
日本の「失われた30年」の真因はその点にあると野中氏は警鐘を鳴らします。
デジタルも最大限活用しながら、人間の潜在能力を解放・練磨し、全員経営を実現する人間くさい戦略(ヒューマナイジング・ストラテジー)とはなにか、絶えず変化する状況の中でも存在意義を常に問い自己変革できる組織とはなにか、さらにリーダーシップはどうあるべきか、本セッションではその本質について語っていただきます。
野中 郁次郎
一橋大学名誉教授、日本学士院会員、中小企業大学校総長
1935年東京都生まれ。58年早稲田大学政治経済学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院にてPh.D.取得。現在、一橋大学名誉教授、日本学士院会員、中小企業大学校総長。2017年カリフォルニア大学バークレー校経営大学院より「生涯功労賞」を受賞。知識創造理論を世界に広めたナレッジマネジメントの権威。主な著書に『失敗の本質』(共著)、“The Knowledge-Creating Company” (共著、邦訳「知識創造企業」)、”The Wise Company” (共著、邦訳「ワイズカンパニー」)、『直観の経営』(共著、英訳“Management by Eidetic Intuition”)、『野性の経営』(共著)など多数。
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主催者講演 14:00-14:50

省人化・省力化の時代にこそ考える
人の「価値ある仕事」と自己変革型組織を創造する”デジタルSECIモデル”と実行力

さまざまな産業において危機意識が持たれている今後の労働人口の減少。
それに伴い、省人化・省力化へと進んでいる状況下で大切なことは
「それが本当に企業としての価値創出につながっているか」という視点ではないでしょうか。
特に人のサービスや業務品質が最終的な提供価値を決める「現場」が存在する業種では、テクノロジーの活用と共に、現場における人の仕事をいかにより良くするか、経営・本部がいかに解像度高くそこに関わることができるかが非常に重要になります。
そのためには正確に問題を捉え、改善していくサイクルを実行できる自己変革型の組織作りとそれを支える人の成長が不可欠です。
本セッションでは、これからの組織に必要とされる要素とそのために必要な仕組み作り、テクノロジーの活用方法を考えていきます。
金海 憲男
ClipLine株式会社 取締役COO
日本航空にて整備部門における予算策定・管理業務、エンジニア職等に従事後、ジェネックスパートナーズに参画。様々な業界において、クライアントの内部に入り込むハンズオン型での支援においても業務改革、マーケティング、新商品開発等で多数の財務成果を創出。営業、クライアント支援全般を統括しクライアントニーズをプロダクト開発に活かす。大阪大学基礎工学部卒業、同大学院基礎工学研究科修了。
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事例講演① 15:00-15:40

「すし銚子丸」の持続的成長を支えるものとは?
”全店フルオーダーへの移行 ”など大きな変化の中で
「愛される店舗」を生む仕組み作りの勘所

外食業界にとって大きな意味を持つことになった数年間、一都三県を中心に「すし銚子丸」等を展開する株式会社銚子丸にとっても、店舗現場と組織に絶えず変化が起こってきました。
今年3月には、回転レーンを使用した商品提供を順次終了し、注文に応じて商品提供する全店フルオーダーシステムの導入という、ビジネスモデルに関わる大きな決断を行いました。
しかしそんななかでも、新規出店やアフター・コロナを見据えた収益モデルの構築を着実に進め、事業成長への道のりを進んでいます。
チェーン店でありながら愛される個性ある店舗作り・人材育成を進める銚子丸が実現した成功モデルと、それを実現する経営と組織運営のポイントから、持続的成長のヒントを考えます。
石田 満
株式会社銚子丸代表取締役社長
2006年オーケー株式会社取締役管理本部長。2011年株式会社ウェアハウス代表取締役社長。2014年1月株式会社銚子丸入社。2014年8月株式会社銚子丸代表取締役社長就任(現任)。
「銚子丸改革2.0」をスローガンに「働き方改革」「機械化・省力化」などを推進し外食業における生産性の改善と収益性の向上に取り組む。
三浦 正嗣
株式会社銚子丸 おもてなし部 副部長 兼 研修指導課長
1998年、株式会社オール(現株式会社銚子丸)入社。
店長、営業部ゼネラルマネージャー、営業管理、人財開発部などを経て、現おもてなし部 副部長 兼 研修指導課長。
人材育成を主導し昨年のコロナウイルス感染拡大では全ての研修と会議はオンライン化へ移行し階層別研修、教育カリキュラムの策定、従業員フォローアップ、店舗オペレーションマニュアルの運用などを担当。

04
事例講演② 15:40-16:20

確かなサービスと幸せを生む現場を作るために
小田原福祉会が取り組むこれからの介護と組織の在り方

神奈川県小田原市を中心に介護福祉事業「潤生園」を展開する社会福祉法人 小田原福祉会では、
求められるサービスの多様化や制度改定などの変化の中でも、変わらぬ価値を生み出す法人としての在り方を目指し、現状を「第二創業期」として捉え、法人としての理念の体現化を通した人材の育成とサービス品質の向上に取り組んでいます。
その課題意識は、同じ介護業界に限らず、他業界で課題と直面する経営者・リーダーにとっても共通するものです。
本セッションでは、経営者にとっての「人」への眼差しとそのために組織としてやるべきことを、時田佳代子理事長とともに考えていきます。
時田 佳代子
社会福祉法人 小田原福祉会 理事長
1948年生まれ。神奈川県小田原市出身。早稲田大学教育学部国語国分学科中退。2012年日本社会事業大学専門職大学院修了(福祉マネジメント修士)。
1971年小田原で初のイタリアンレストラン開業。大繁盛店となる。2002年実父が創立した社会福祉法人に入職。介護保険事業所の管理者を務めつつ、2011年法人の理事・評議員に就任。2018年理事長就任、現在に至る。認知症ケア事業協同組合理事長、日本認知症ケア学会評議員、全国地域包括ケアシステム連絡会理事。神奈川県県西地区保健医療福祉推進会議委員。
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事例講演③16:30-17:10

「デジタル化・DXが当たり前」の時代に考えるべきこと
各業界の実践事例と注意すべき”落とし穴”を解説

DX・デジタル化といった言葉があらゆる業界・産業でも当たり前に用いられるようになりました。
言わずもがな、それはあくまで手段であり、本質的な変革に向けて進むための適切な設計が必要となります。
成功したケースとして紹介される企業事例も増えていますが、業界特有の構造課題や、組織の内部要因によって自社のビジネスに容易に当てはめられず、なかなか実行のステップを進んで行けない、という状況の企業様も多いのではないでしょうか?
本セッションでは、飲食・小売・物流・介護・対人販売/サービス業・メンテナンス業などを中心に多くの業界・企業の成長課題と向き合ってきたClipLineより、業界ごとの課題やそれを乗り越えるための実践事例を通し、想定すべきポイントや今後の打ち手のヒントを解説していきます。
齋藤 誉
ClipLine株式会社 執行役員 エンタープライズ営業部 部長
ソフトウェア商社・コールセンター/CRM関連ベンチャーを経て、2006年に日本マイクロソフト入社。パートナーディベロップメント、プロダクトマーケティングを経験後、2012年よりビジネスアプリケーション領域のソリューション営業責任者。2015年に株式会社インタラクティブソリューションズに入社後、経営企画・事業開発・営業を統括、2017年に取締役就任。 2018年5月にClipLineに参画し、エンタープライズセールスを統括。 中央大学文学部社会学科卒。
06
特別講演 17:10-18:10

人の創造力を高め、変革を生む自律型組織の作り方
〜前人未到の9連覇ーV11復活・常勝集団の監督に学ぶチーム構築術とリーダーシップ〜

帝京大学ラグビー部を26年に渡り指揮し、大学選手権9連覇を始めとした輝かしい実績を残した岩出雅之前監督。
快進撃の裏側には、従来の常識を覆す数々の組織改革と、科学的分析をベースとしたモチベーション・マネジメントの導入など、ビジネスの現場でも大いに役立つ手法と考え方があります。
本セッションでは、自律的に行動できる人材が育つ組織風土・文化をつくりあげ、常勝軍団を生み出したメソッドと、現代におけるリーダーの在り方についてご講演いただきます。
岩出 雅之
帝京大学スポーツ局局長、スポーツ医科学センター教授
1958年和歌山県新宮市生まれ。1976年和歌山県立新宮高校卒業、1980年日本体育大学卒業。大学時代、ラグビー部でフランカーとして活躍し、1978年度全国大学ラグビーフットボール選手権大会で優勝の原動力になり、翌年度主将を務めた。
教員となり、滋賀県教育委員会、公立中学、高校に勤務。滋賀県立八幡工業高校では、ラグビー部監督として同校を7年連続で花園(全国高等学校ラグビーフットボール大会)出場に導いた。高校日本代表コーチ、同監督を歴任後、1996年より帝京大学ラグビー部監督。2009年度全国大学ラグビーフットボール選手権大会で創部40年目に初優勝。
以来、2017年度まで前人未到の9連覇を記録。2021年度に同大会で優勝しV10を達成、2022年度V11達成し二連覇中、26年続けたラグビー部監督を勇退。
現在は、帝京大学スポーツ局長として、同大学のスポーツ関連を統括する。著書に『負けない作法』(共著、集英社) 、『常勝集団のプリンシプル』『逆境を楽しむ力』(日経BP)がある。

※岩出雅之氏の講演につきましてはレポート記事の公開はございませんのでご了承くださいませ。

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